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収入と働き方、自分に合った美容室の選び方

とある美容師さんの例

美容師のRさんは、もう10年同じサロンで働いています。
今年40歳になるSさんは、中学校を卒業後、高校には行かずに1年制、かつ全寮制の美容学校に進学し、国家試験を1発でパスして17歳からアシスタントとして美容室で働き始めました。

若い頃は大型店舗で働いて、同年代のスタッフがたくさんいるサロンで和気あいあいと楽しく働くのが性に合っていると思っていたので、最初に就職したサロンもスタッフ数の多い大型店でした。
まだ若くて社会人経験の浅かったRさんは、店長ともめてしまったり、サロンの運営方針になじめなかったりして、何回もお店を変わったそうです。

ある程度安定してひとつのサロンでじっくりと働くようになったのは、23歳を過ぎてから。
初めて数年続いたサロンでは、新店舗開店のタイミングで店長に就任しました。

その後結婚、妊娠。
妊娠してからもしばらく仕事を続けていたのですが、2ヶ月のときに1回めの流産。
そして、半年後に2回めの妊娠を果たしましたが、やはり2ヶ月目で流産してしまい、妊娠中に仕事を続けることは自分にはできないと判断し、子どもがほしかったSさんは、一時美容師の職から離れます。

その後3回めの妊娠を果たし、妊娠中は自宅でゆっくりして無事かわいい赤ちゃんを出産しました。
赤ちゃんが生後6ヶ月を過ぎ、保育園に入れるようになったところで、Rさんは美容師の仕事パートとして再開します。
このときは、今までとはまったく違った美容室を選んだRさん。その美容室とはどんな美容室だったのでしょうか?

条件にあった美容室だったから

Rさんがパートで復帰した美容室は、給料や時給が高いとは決していえないサロンでした。
そのため社員として働いているスタッフは、給料が安いという理由から辞めて行く人が多い様子。
Rさんが最初に提示された時給も、経験からするとかなり低いと思いましたが、それでもこのサロンを選んだのは、「日曜祝日は必ず休みをいただく」ということに快諾してもらったからだそうです。

保育園は土曜日は子どもを預けることができるけれど、日曜祝日は預けることができません。
ご主人は日曜日も仕事なので、休みを死守できるサロンでないと働くことが難しかったのです。
けれど、美容室は週末や祝日が稼ぎどきなので、必ず休みがほしいというと採用してもらえないサロンも多いそうで、休みを快諾してもらえたのは、Rさんにとってはかなり大きなメリットでした。

Rさんが美容師として働き始めて、もう20年が経ちますが、その間に自分が働くサロンに求めることは大きく変わりました。
その人の適性や環境によって働きたいと思うサロンはかなり変わってきますので、「このサロンはいい」という口コミだけに流されることなく、自分に合った美容室を探すことをRさんは強く推奨しています。