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コンビニより多い美容室

コンビニより多い理由

最近は本当に美容室が増えました。数百メートル歩けば美容室にあたるというくらいで、
人によっては「コンビニよりも美容室が多い」という方もいらっしゃいます。
この美容室が増えている現象は、ここ数年でさらに加速した印象がありますが、
どうしてここまで美容室が増えてきているのでしょうか。

参考:コンビニ、歯医者、ポスト、美容室一番多いのは何?

一つの理由として、「居抜き」での美容室の売り店舗が増えているということが挙げられます。
居抜きとは、飲食店などに多く見られますが、
店の機材などがついた状態で売りに出されている状態のことです。
例えば居酒屋だったら、コップやお皿、冷蔵庫などの
必要設備が店舗に付いている状態で貸し店舗として出ていたりします。

美容室であればシャンプー台やカット台などの必要な設備がついているので、
少しリフォームを入れたら、すぐに開業できてしまうというなんともお手軽な状態なので、
手軽さから独立を考える方が増えるのもうなずけます。
しかし、結局経営難でまた売りに出てしまうことも多いので、
「ここの美容室はしょっちゅうお店が変わるなあ」ということも多いようですね。

収入に差が出てくるため

次に、社員として美容院で働くのと、独立開業して働くのでは、
収入に大きな差が出るということが挙げられます。
もちろんそれなりに繁盛していることが前提ですが、美容師は社員として働いても、
よほどの有名店でない限り、収入はかなり低いのが現状です。

例えば支店がいくつかあるサロンの場合、店長クラスで朝8時くらいから夜の22時ごろまで働いても、
残業手当や後輩への指導手当が役職手当として含まれた状態で、手取り収入が30万前後。
美容室は厚生年金などに加入していない場合がほとんどなので、
国民年金や健康保険料を支払うと、手取り収入が26万ちょっとくらいになってしまいます。

店長クラスでこの程度の収入になると、普通に技術スタッフとして働いている人は
もっと収入が低くなりますし、アシスタントレベルだとさらに収入は下がります。
しかし、同じくらい繁盛しているお店であれば、
独立開業したら収入が一気に100万円近くなることも夢ではありません。
そうした収入アップをもとめて美容室を開業する人が多いでしょう。

そして、最近は男性も理容室ではなく美容室に行く方が増えたので、
昔よりも需要が上がったというのも独立開業を考える理由の一つだといえます。
とはいえ、かなりの激戦区では1km歩く間に8軒の美容室がある、という地域もありますので、
競争率は結局高い場合もあるのですが……。

しかし、美容師として働き始めた以上、
いずれは独立して自分のお店を持ちたいという夢を持つのは当然のこと。
夢に向かって技術を磨くヘアスタイリストを心から応援しています。