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美容師のフラストレーション

美容師のフラストレーション

サロンの雰囲気

美容師は、新卒でずっと同じサロンで働く人も多いですが、家庭の事情や人間関係のトラブルなどで、サロンを変わる人も少なくありません。
けれど、実際に入ってみないと新しいサロンの雰囲気というものはわからないので、実際に入ってみたら今までと勝手が違い、戸惑ってしまうこともあるようです。

それは新しく入ったスタッフだけではなく、受け入れた側のスタッフも同じこと。
ここで、新しいスタッフと既存のスタッフがトラブルになってしまった一例をお話したいと思います。

美容室でのトラブル

とある美容室Pは、街の小さな美容室ですが、施術技術が高いことで知られており、カットやカラーなどの料金も、近隣のサロンと比べると少し割高です。
それまで働いていたスタッフが1人家庭の事情で辞めてしまったので、新しいスタッフが1人入りました。

そのスタッフがそれまで働いていたサロンは、チェーンのサロンで、カット料金がかなり安い分お客さんの入りもとても多く、とにかく早く回すことが先決のサロンだったため、施術が少し雑だということが既存のスタッフの悩みでした。

スタイリストとして入っても、入ったばかりでは指名客はまだいないので、フリーのお客さまが入らないときはヘルプをすることになります。
新しく入ったスタッフさんが、既存のスタイリストがカラーのヘルプに入ったのですが、カラーにかなりムラがあり、仕上がりが悪くなってしまったので、結局既存のスタッフが染め直しを行ったところからトラブルとなってしまいます。

新しいスタッフは、これまでいたサロンでは自分が指示をする立場だったのに、きちんと施術をしても認めてもらえない。これはいじめだ、と解釈をしてしまったのです。
既存のスタッフとしては、丁寧な施術を行うのが基本なので、そのとおりにやって欲しいだけだという言い分。
お互いが確固とした意見があるので、どちらも譲れません。

結果、店長を交えて話し合いをし、それぞれが譲歩しあって仕事をするようにということで話はまとまりましたが、その場でまとめただけで、それぞれの心の内ではまったくまとまっていません。
既存スタッフは極力カラーなどのヘルプはお願いしないようにして、フリーのお客さまをどんどん回し、自分の指名客に入らないようにするようにしたそうですが、どのように対応すればよかったのかは周りから考えても難しいですよね。

今は新しいスタッフもフリーのお客さまに入るようになり、それなりにうまくお店が回っているようですが、スタッフ同士のぎくしゃくした雰囲気は残ったまま。
こうしたちょっとしたトラブルというのは、サロンの中では意外と多いようです。