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なんで美容師と理容師は一緒に働かないの?

法律で決まっている

理容師と美容師は一緒に働いてはいけないということ、ご存知でしたか?
これは厳密にいうとちょっと違うのですが、大きく考えると確かにそのようです。

もともと、理容師と美容師は免許が別々にありますので、
どちらも持っている方であれば、理美容室どちらで働いても大丈夫です。
しかし、美容室として届け出ているサロンで理容師の方が働くことは、
無免許ということになってしまいますので、法律違反になってしまうのだとか。
とはいえ、実際にはカットをしたりパーマをあてたり、
どちらもやることはさほど変わらないと思うのに、どうしていけないのでしょうか。

これは、理容協会と美容協会で昔から行われていた縄張り争いが影響しているといわれています。
それぞれの協会で定められている規制があり、それらによって事実上の縄張りができていたのですね。
けれど、やりようによっては、理容師と美容師が同時に働くことは可能です。
例えば、1つのサロンだとしても、理容室と美容室を併設しているサロンの場合。
こういったサロンは結構多いので、それぞれの仕事をしてうまくバランスがとれています。

ただし、こういた形態をとるには、入り口を2つ設けないといけなかったり、
理容と美容のそれぞれの機材を用意しないといけなかったりと、
準備がかなり大変なので、簡単に開業することができないというデメリットもあります。

美容師はカミソリを使わない

前述した無免許という点についてですが、美容師はカミソリを使用する技術を学ばないので、
国家試験でもカミソリを使う項目はありません。そのため、理容師としての顔そりなどの施術は行えないので、
理容室で働くことはできないという理由があるようです。
これは、確かに無免許になりますので理解ができますね。
カミソリは鋭利な刃物ですので、使い慣れない人が使用したら、事故に繋がってしまう可能性もあります。

あとは、無免許という点では関連性が低いですが、理容師と美容師のカットの方法などは、
よく見るとかなり違いがありますので、普段美容室でカットしている女性が理容師にカットしていただいても、
気に入った仕上がりにはならないと思われますので、
やはりそれぞれの仕事を一緒にやるというのは難しいのかもしれません。逆もまたしかりです。

参考:●美容師と理容師が一緒に働けないのは規制のせいだった!

理容師と美容師が一緒に働けない、というよりは、理容師は美容師の仕事はできない、
美容師は理容師の仕事はできない、という表現が正しいかもしれません。
微妙な違いにはなりますが、理容師と美容師とで、
それぞれの技術の住み分けというのがしっかりとできているのですね。